母の趣味

母が夏ごろから本格的に裁縫にはまりだしたのでびっくりしている。

びっくりしているというのも、母は裁縫が嫌いだったはずだから。

小さな頃にお稽古かばんを作ってもらったりした覚えはあるけれど、決して楽しみながら作っているとは思えなかったし

高校時代の体育祭で使用する衣装なんかも(各家庭で手作りしなければならなかった)いつも文句を言いながら作っていた気がする。

そんな感じだったのだけど、最近は実家に帰る度に何かしら手作りのものをくれるので

困惑しつつも、楽しそうな母の姿を見るとやはり嬉しい気持ちになります。

f:id:mayutsuba0874:20120207225211j:image:w250:h250 f:id:mayutsuba0874:20120207225235j:image:w250

f:id:mayutsuba0874:20120207225255j:image:w250 f:id:mayutsuba0874:20120207225322j:image:w250

私は壊滅的に不器用なので、こういうものがささっと作れる人は本当にすごいなあと思う。

それにしても母も自称不器用だったくせに一体どうしてこうなったのか謎。

私もいつか不器用な裁縫が趣味になる日がくるんだろうか。

構造的欠陥

随分前に兄からまとめて借りた本が全然読めていなくて、お正月に兄から「ちゃんと読んでる?」と聞かれて

申し訳ない気持ちに。

兄から借りたのはほとんどが村上春樹の本。

f:id:mayutsuba0874:20120115014455j:plain

村上春樹は学生時代に「ノルウェイの森」だけ読んで、「?」となりそれから何となく避けてきた。

最近、3ヶ月程かけてようやく「スプートニクの恋人」を読んでまた「?」となったのだけども、

周囲にはファンの人が多くて何だか自分の感性が大きく欠落しているのかと疑う日々です。

読まず嫌いはよくないと思うし、せっかく借りたのだから読もうと思うのだけど次は何を読むか迷う。

初心者でも読みやすいよと前にアドバイスいただいたのが前述の二作品だけど、それ以外はなんだったかしら…。

 

なんとなく村上春樹について色々検索していたら、こんな人力検索が出てきた。

作家の村上春樹の良さがわかりません、教えてください。

 回答がすごく丁寧で参考になりました。

なるほどなあ…。 

冬のチーズフォンデュ

 

f:id:mayutsuba0874:20120115011041j:plain

仕事が終わってから会社の人とチーズフォンデュを食べに行った。

外でチーズフォンデュ食べたことなかったけど、和気藹々とした雰囲気で楽しめてよかった。

前菜も含めてすごくおいしかった。

女子ばかりだったからか、恋愛の話が多かったような気が。

幸せそうな話題に何だかニヤニヤしてしまった。

 

帰り道は雨が雪に変わって一層寒くなっていた。

京都の街並みに降る雪は風情があるし、みんなで「寒い、寒い」って言いながら歩いていると

女子大時代を思い出してなつかしい気持ちになった。

 

流しのしたの骨

冬のこの時期になると 江國香織著の「流しのしたの骨」が無性に読みたくなる。

タイトルを見ると怖そうな話を想像してしまいそうですが、内容はある家族の日常を描いた平和な小説です。

クリスマスの日に兄弟でシュウマイを作るシーンがとても好きで、繰り返し読んでしまう。

今日はシュウマイのシーンだけ読むつもりが結局全部読んでしまった。

 

私はこの小説に出てくる長女の「そよちゃん」が大好きで、いつでもそよちゃんのようにいられたらなあと思う。

(普段穏やかだけども芯がしっかりしていて頑固みたいな人に憧れます)