すべて真夜中の恋人たち

以前、真夜中という言葉がつくとそれだけで素敵ですねというような日記を書いておったのですが
まさに!という本が出ていてどきどきしました。

すべて真夜中の恋人たち

すべて真夜中の恋人たち

冒頭の夜についての記述がそれはそれは素晴らしかった。

川上未映子氏の文章は未だに乳と卵のような句点が少ないイメージが強いけれどこの作品はそうでもなく、読みやすかったです。
(個人的には乳と卵とかそれ以前の作品の文体も好きだけど)

10月に入って気温も下がって日もどんどん短くなって過ごしやすい。
仕事が夕方に終わって、家に着く頃にはすっかり夜なのだけど
空気は澄んでるし、月が綺麗だったりキンモクセイの匂いがしたりして、家に着くのが少し惜しいくらい気持ちよい。

歩いている間、家に帰ったら本読もうとか珈琲飲もうとかささいなことでご機嫌になれるので秋と夜パワーはすごい。

そういえば最近買ったCDも名前にミッドナイドってついてた。

ミッドナイト・エクスプローラー

ミッドナイト・エクスプローラー